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インタビュー

「お客様がどうすれば喜んでくださるか」ということを考え抜く。

Auto Cavallino Ferrari セールス マネージャー Tさん

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年間販売台数75台を達成。
世界No. 1ブランドであるフェラーリに認められた一人。

これまでの経歴について教えてください

僕の原点は、初めて社会人になった時、不動産業界の社長秘書をさせていただいたことだと思います。
3年半ほど社長秘書をし、車の運転からスケジュール管理、打ち合わせへの同席、接待にもご一緒させていただきました。
社長がお付き合いされている方は経営者や富裕層の方が多いので、そのような方々への対応を間近で見ていました。
そのおかげでお客様への対応やおもてなし、立ち振る舞いが自然と身に付き、今フェラーリを販売する上で活かされていると思っています。

入社のきっかけを教えてください。

社長が代表取締役を辞任され、私も次のステージへ進むタイミングとなりました。
車と音楽が好きだったのでカーオーディオのサウンドシステムを作る会社に入り、約3年ほど勉強させていただきました。
その中でやはり、お客様と接する仕事がしたいと思い、車の営業に転職しました。
そこから輸ディーラーで5年ほど働きながら中古車も販売していました。
当時一緒に仕事をしていた先輩から神戸にフェラーリのディーラーができることを聞き応募したのが、オートカヴァリーノに入ったきっかけです。

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入社してから、大変だったことを教えてください。

2018年の被災ですね。
店舗がなくなり何十台というフェラーリを沈ませてしまいました。
ただ、絶望の中で田畑代表が「再び一からやり直そう」という決断をしてくださったことは本当に嬉しかったです。
「ここが終わりでなくて、ここからがスタート」だと思わせてくださった、GLIONグループの幹部皆様の決断に感謝ですね。
この被災は、「一からまた始めて絶対にオートカヴァリーノを日本一にする」という決意ができたタイミングでもあります。

社員総会でグランプリを受賞した感想を教えてください。

ただただ、嬉しかったです。
入社して1年程が経った頃、USJを貸し切って社員総会が開催されたんですよ。
すごい会社だな!と思うと同時に、その時の表彰式を見てSALES AWARDをいつか受賞したいという目標ができました。
昨年皆さんのおかげで受賞できて、目標にしていたものを達成できたのでとても嬉しかったです。

グループの中で一番になれたというのは一生の思い出になる反面、一つ重いものを背負ったというプレッシャーも感じています。
「トップセールス」というのがすごく良い刺激になって、活力を得られた事は良かったと思っております。

お客様と接する上で意識されていることを教えてください。

お客様のニーズ・期待に応えること。それに限ると思います。
「憧れ」「夢」「フェラーリでサーキットを走りたい」「レーシングドライバーになりたい」「モテたい」
お客様は様々な想いを持って、フェラーリを購入しに来てくださります。
“なぜフェラーリを購入しにきたか” ここが大きなポイントです。
「モテたい」と言っている方に「じゃあサーキット走りに行きましょう!」とお伝えすると、少し違和感をお持ちになると思います。
お客様に対してのお勧めの仕方は一人一人違うので、ニーズに応えるための組み立てが重要で、それがセールスの楽しさでもあります。
それに応えていく中でお客様との信頼関係も生まれます。
フェラーリ以外でも、GLIONで扱っている車に関して「Tくんに相談してみようかな」と思っていただければトスアップにもつながりますし、お客様と一生のお付き合いになれるよう努めています。

また、社長秘書から次のステップに進む時、社長が「お前が俺に今までやってきたことをお客様にすれば良い」と教えてくださりました。
当時、「社長がどうすれば喜んでくれるか、仕事をやりやすくなるか」と社長のことしか考えていませんでした。
「それを営業・サービス業で、お客様にすれば実績が残せる」と言われ、今でも「お客様がどうすれば喜んでくださるか」ということを考えながらお客様と接しています。

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お客様に会う前からイメージを持たれていたりしていますか?

そうですね。僕の場合、商談がある日はお客様のタイプに合わせてスーツの色を変えたりしています。
自分に興味を持ってもらえるようなアレンジですね。
ファッションに興味のあるお客様でしたら色のある変わったデザインを着てみたり、靴に興味のある方はちょっと良い靴を履いてみたり、時計にもこだわります。
また、納車式には車の色に合わせたスーツを着たりしています。
「今日車の色に合わせたスーツを着てきたのですがいかがでしょう?」といった感じで何気なくアピールをしてみると、好印象を与えられたりします。
そういった細部にこだわってお客様に可愛がってもらえるような戦略を立てています。

最後に、メッセージをください!

仕事を楽しんでいただきたいです。
辛いこともたくさんあると思います。僕も上手くいかないことが日常茶飯事ですし、お客様から怒られることもあります。
それでも気持ちだけはネガティブにならず、ポジティブに持って欲しいです。
楽しみ方は自分次第で変わるので楽しんで仕事をしていただく、それだけで絶対にプラスに転換していきます。
あとはお客様のニーズに必死で応える。
頑張ったことを評価してくださる方々がたくさんいらっしゃるので、人間関係の構築につながりますし、頑張ったことに対してダメなことなんてないと僕は思っています。
僕は、お客様に感謝されることが最大の喜びです。

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