株式会社モトーレン埼玉 所沢支店 メカニックKさん
2011年 新卒入社
幼いころから自動車が好きで中学生ぐらいの段階で自動車の整備士になろうと何となく決めていてそのような経緯もあり県立の工業高校に進学。
その後自動車整備の専門学校に進学し整備士としての基礎を学び現在の会社に新卒で入社しました。
中高はバスケットボール部に所属し部活動に精を入れて取り組みました。
また勉学に励む一方、高校3年生の部活動引退後から専門学校卒業までは某ファストフード店にてアルバイトに励み、そこで働く事の楽しさや接客業務などを通じて様々な事を学びました。
整備士を目指したきっかけは? ご両親が車好きだったのでしょうか?
両親の影響もありますが、幼い頃からトミカで遊んでいたこともあって、自然と車への興味が深まりました。 また、「車のお医者さん」とよく言われる整備士の仕事に魅力を感じるようになりました。
業務内容としては主に車検検査業務、1年点検、一般整備(特に診断やトラブルシュート等の作業)など、基本的には何でもやります。スーパーバイザーが休日の日は工場にて仕事全体の管理をおこなっています。
仕事のやりがいとしては、難しいトラブルシュートを行い実際に車両が直ったときにはとてもやりがいを感じます。
またお客様から感謝の言葉を頂くことも多くそれを励みに日々の業務に取り組んでいます!
専門学生時代は輸入車にはあまり興味は無く国産ディーラーへの就職を考えておりました。
そんな中で就職に向けた説明会がありBMWJapanの方がBMWの最新技術などについてお話しして下さる機会がありました。その中でテクニシャンのグレードの話がありメカニカル的な部分だけでなく、故障診断などの電気的な不具合に関しても的確な診断でBMWな様々なトラブルに対応が出来るマイスターという資格があることを知りました。
BMW独自の最新技術に触れ様々な事を吸収したいと考え、自分もBMWのスペシャリストであるBMWマイスターを目指して頑張りたいと思ったのが入社のきっかけです。
実際に入社して感じた、輸入車整備士ならではの魅力を教えて下さい。
点検や車検といった流れ作業だけでなく、保証対応や複雑な修理作業、分解作業など、幅広い業務に携われることです。 そのため、車が好きな方や、分解作業が好きな方にとっては、輸入車整備はまさにぴったりの仕事だと思います!
入社してから今に至るまで一緒に働く先輩、後輩たちには恵まれている事。
自分1人の力だけでは現在の自分は無かったと思うほど周りの方々には支えられています。
マイスターの資格に合格した時です。マイスターの資格を取得する為に業務時間後や休みの日などは勉強に励み先輩マイスターの方々のご協力もあって資格に合格出来ました。
20代のうちに資格を取ることを目標にしていたこともあり20代最後の年に試験を受ける事が出来て、さらに合格発表で自分の名前があった時はとても嬉しかったです。会社の皆さんにもたくさん祝福していただきました。
マイスター取得は非常に難しい試験だと聞いたことがあるのですが、取得まで頑張れた要因は何でしょうか?
整備の仕事が好きということが大前提にありますが、それに加えて、身近にマイスターの先輩がいて、その姿を見て目標にできたことも大きな要因です。先輩方には勉強のサポートをしていただいたり、丁寧に教えていただいたりと、たくさんの支えがありました。そのおかげで、最後まで頑張ることができました。
※BMWマイスター:テクニシャンの最高峰とされ、最短でも5年、通常はそれ以上の年月をかけて技術と知識を磨き、ようやく到達できる。合格率はわずか約4%!
どちらかというと不器用なタイプなので思い通りに仕事で結果が残せず整備士に向いていないのではないかと悩んでいた時期もありました。
注意されたり怒られたりしたことも多々ありましたが、いつまでもクヨクヨ悩んでいても仕方がないので気持ちを切り替えて次に同じようなミスをしない為にはどのようにしたらよいかを考え、前回のミスは自分の今後の糧になるとプラスに捉えて仕事に取り組みました。
車の運転が好きなので休日は1人でドライブに出掛けたりして過ごす事が多かったのですが、最近結婚をしたので休日は家族と過ごすことが多くなりプライベートの時間は以前にも増してとても充実しています。
チームワークを大切にしています。何事も自分1人だけでは解決できないからです。
自分の仕事を確実にこなすのはもちろんですが周りの状況も気にしながら仕事に取り組み、工場全体で協力しあって良い仕事が出来るように心掛けています。そのことによって工場全体も良い雰囲気で仕事が出来ますし、後輩の育成も含め効率よく正確な仕事も行えるのでそれがお客さまの顧客満足度にもつながり良い循環が生まれると考え日々の業務に取り組んでいます。
また背中に大きくBMW MEISTERと書かれたツナギを着ているからには分かりません、出来ませんでは通用しないので難しいトラブルでも絶対に諦めずに解決に導く覚悟で仕事に臨んでいます。
先輩マイスターの方々に比べたら実力も経験もまだまだ足りていないので先輩方に追いつけるように日々の業務に取り組みテクニシャンとしての技量を高め、グループマイスターなど次のステップに進んでいきたいと考えています。
輸入車というと何か漠然と難しそうだったり手が届かない等のイメージがあると思いますが、自分自身もそうだったように少しでも興味がある方がいたら是非1度話を聞いてみて下さい。そして話を聞いてさらに興味が持てたなら思い切って飛び込んできてください。
一緒に働けることを楽しみに待っています!